モルガン・スタンレーのE*Trade、2026年にビットコイン・イーサリアム・ソラナ取引を開始

モルガン・スタンレー傘下の証券会社E*Tradeは、2026年に暗号資産取引を導入する計画を発表しました。インフラプロバイダーZerohashとの提携により、ビットコイン、イーサリアム、ソラナの取引が可能になります。これは、ウォール街が小売投資家向けに暗号資産市場へ本格的に進出する動きの一つです。

ETradeは2020年に130億ドルで買収され、現在500万人以上のユーザーを抱えています。今回の暗号資産導入は、すでに積極的に展開しているRobinhoodなどの競合に対抗する狙いがあります。ZerohashはETrade向けにデジタルウォレットを含む完全なインフラを構築する予定です。

Zerohash自体も急成長しています。最近の資金調達ラウンドでは、Interactive Brokersが主導し、モルガン・スタンレーも参加して1億400万ドルを調達、評価額は10億ドルに達しました。知名度は低いものの、同社はトークン化やステーブルコイン、決済基盤の提供で重要な役割を果たしています。

モルガン・スタンレーにとって今回の動きは以前からの取り組みの延長です。2024年には、富裕層向けにビットコイン現物ETFを提案し始めました。また、経営陣はブロックチェーンが将来の金融システムにおいて重要な役割を果たすと強調しています。E*Tradeでの暗号資産取引開始は、ウォール街がデジタル経済でリーダーシップを握ろうとする意思を象徴しています。